星のお姫様
2010 / 07 / 22 ( Thu )
お時間がある時に「星のお姫様ものがたり」をご一読頂ければ幸いです。(前編)
☆「星のお姫様」(前編)
七夕をはさんで、アフガンのイネスとボルゾイのビアンカはサイトハウンドらしく追いかけっこをしながら天高く舞い上がって行った。 愛した分だけ、喪失感は大きい、でも、愛し抜いたし、全力で大切にしてきた。彼女たちと暮らした11年間、その日彼女たちに出きることを最優先してきた。なので、後悔はほぼない。また再会する時まで少しの間「さようなら」と毅然とした気持ちでママたちは言う予定だった・・・しかし・・・現実は厳しかった。目の前から消えた悲しみはあまりにも大きく、その流れは激流でビアママもイネママも流されそう。 
☆がんばり屋だった天使たち
昨年の残暑厳しいころにビアンカの心臓に見つかった血管肉腫は致命的な疾患だった。この疾患は通常余命数ヶ月(2~3ヶ月)と言われている、でもビアンカは素晴らしい獣医師の方々ならびビアンカを愛する多くの人たちに支えられ、見事なQOL(クオリティー・オブ・ライフ)を保ちながら猫のバドやカラスのビィビィたちと1年近く楽しく暮らせた。

そして、ビアンカを愛するひとりイネママもイネスが4才の時に発症した「特発性てんかん」と7年間向かい合ってきた。7才ころからは発作が頻発するようになり常にイネスといっしょに過ごしてきた。昨年の夏からは国内外の多くの人たちの協力で日本では未だ申請中の抗てんかん薬(keppra・成分名レベチラセラム)を入手し、発作のコントロールが出来ていた。
 
 そのイネスが11才のお誕生日の3日後(7月5日)の夜中に突然ぐったりした。急ぎ病院に車を走らせた。病院でブロート(胃捻転)とわかり、緊急オぺのために全身麻酔をかけ、開腹をする寸前までは麻酔も安定していたが突然無呼吸になり、低酸素・不整脈・アトロピン(強心剤)投与・心臓マッサージ・心停止、そしてAED(除細動器)も行ったが・・・。イネスとの別れはあっけなかった(7月6日AM3:10ころ)。麻酔下だったのでイネスに苦しみはなかったものの、イネママは彼女の死を認識出来ないまま、七夕の日にイネスを荼毘に付した。
イネスを荼毘に付している時間帯に、ビアンカの意識が混濁し、ビアンカは三途の川までやった来た。まさに、三途の川を渡っていたイネスに「今、天国への階段が混んでいるので、ビアンカはもう少し後からね」と言われ、ビアンカは三途の川から戻り、ビアンカの意識は奇跡的に回復した。

 
3日後の7月9日の明け方にビアンカはママに「少し闘病生活に疲れ」と話した。
ビアママと主治医の先生は二人で話、これ以上はビアンカにとって苦しいことしかないので・・・ビアンカはやすらかな眠りについた。そして闘病中やさしくケアをしてくれた看護士の人たちがビアンカをシャンプーしてくれた。

 
純白になったビアンカは少し前を走っているイネスのリングテールを追いかけながら、天の川を駆け上がって行った。後編に続く・・・
 
 


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